2020/07/26
ワンピースとわたし

何を隠そう、わたし、スカートをあまり履きません(笑)
だって、気を使うし動きにくいし…そもそも柄じゃない←
なんて思って長年生きてきました。ところが、最近、気がついたことがありまして。
スマホの写真を整理していたら…
“あれ。なんかこのお洋服で写ってる写真、多くない?”
えええええ。
もしかして、もしかして。涼しい顔して、わたしのお洋服のスタメン入りしてる???
あなた、スカートですよね?
苦手意識の強かったスカート。しかも、ワンピースというアイテム。
これには、自分でも本当にびっくりして、このように書き記す始末です(笑)
なんでやっ?あまりに不思議だったので、ちょっと考えてみました。
そのくらい、わたしにとって意外なことだから。

前開きという秀逸さ。
“かわいい”より“かっこいい”が好みの私としては、
パンツと合せたりしてコーディガン使いの羽織れるこの形がとてもとても良かった。
そして、この丈感も。
羽織りとして使えそうなワンピって意外と丈の長いものが多く、自転車にもよく乗るわたしは敬遠しがち…
でも、この子は、踏んづけてしまうことを気にしなくていい。
それでいて、体形カバーはしっかりしてくれる着丈があるので、とにかく、着ていて安心感があったのでしょう。
次に、胸の部分がVネックだったことも◎
前を閉じて本来のワンピースとして着用しても甘くなりすぎないし、
スカートの分量はあるのに着用感はシュッと仕上がり、モサっとしない。
これは言わずもがな、全女性にとって大切なポイントだし、私の心も例外なくときめいたのであります!

やっぱり外せない素材感
着れば着るほど味が出てくるリネン。いつしか自分に馴染む感触に虜になっていたのか?
今や、わたしは、夏は1枚で爽やかに、冬は重ね着をしてほっこりと、気が付けば1年を通して着ているではないか!
自分色に経年変化したリネンのくったりした表情は、
レザーサンダルを合わせてレディに、時にスニーカーを合わせてボーイズライクに、どこまでもコーデを広げてくれる。
どおりで写真によく出てくるわけだ。使い勝手が抜群によかったんだ。
それを意識させることなく自然と一緒にいてくれたとは、なかなかのやり手。
知らない間に一軍選手だったのね。
そんなこんなで大好きなENA KUAMの定番前開きワンピース。
次のデザインはどんな風になるんだろう。今からとっても楽しみです。
